「みんながFXはやめとけというのはなぜ?」
「向いていない人ってどんな人?」
「どうすれば勝てるようになるの?」
そんな悩みにお答えしていきます。
YouTubeやSNS上で「FX」に関する投稿を多く目にする中で、今の収入や仕事に不満をお持ちの方は「FXで副収入を得たい」や、もしかしたら「FXで一攫千金ゲット」など気持ちが高まってしまうものです。
そんな時、周りの人に「FXやってみようと思うんだけど」と言うと決まって「FXはやめとけ!」と返ってきます。
誰しもやる気に満ちあふれた中での完全否定は、心が折れ一歩が踏み出せなくなるものではないでしょうか。
そこで、この記事では以下の内容を解説します。
「やめておけ!」と言われFXに不安を感じている方はもちろん、すでに行動を起こし、初心者トレーダーの道を歩み始めた方にもおすすめの内容です。
ぜひ、この記事を参考に一歩踏み出し、稼げるFXトレーダーを目指してください。
FXはやめとけと言われる理由4選
FXはやめとけと言われる理由は以下の4つです。
- 「FX=ギャンブル」というイメージがある
- 「レバレッジ=危険」という認識がある
- 勝つのは一部の人でその他大勢が損をすると思われている
- 勉強内容が多く無理だと思い込んでいる
それぞれ詳しく解説します。
1.「FX=ギャンブル」というイメージがある
FXはギャンブルではありません。
FXを知らない多くの人は「FX=ギャンブル」と誤って認識しています。
「大きく稼げる」や「大損する」など勝ち負け両極端な情報ばかりをキャッチしがちなためです。
正しい知識とルールを守った取引の実行により、ギャンブルの要素は限りなく限定できます。
まずは、デモトレード(実資金を使わず実トレードと同じ環境で取引体験ができるサービス)から初めてみてください。
2.「レバレッジ=危険」という認識がある
一般的にレバレッジ(自己資金を担保に手持資金以上の金額で取引ができる制度)をかけた取引が危ないというイメージを持たれていますが、自分の許容損失額の範疇であれば問題はありません。
FXの損益は、取引開始時と終了時との価格差により生じます。少ない資金から大きな利益を得るためにこそレバレッジが必要なのです。
国内のFX事業者では最大25倍、自己資金が10万円の方は250万円分のトレードが可能ではあります。利益を考える前に1回のトレードでいくらまでの損失なら耐えられるかをご自身で考えてみてください。
しっかりとメリット・デメリットを理解した上で、適切なタイミングで使うレバレッジは利益を上げる大きな武器です。
3.勝つのは一部の人でその他大勢が損をすると思われている
FXの世界では90%のトレーダーが負けて、消えていくと言われていますが、少なくとも、不安や疑問を持ち、本記事を読まれている勉強熱心なみなさんは、スタート時点で10%の勝ち組に入る可能性があります。
負け組の多くは、リスクを考えず直感に頼った無理なトレードをする方がほとんどです。
運や感だけで勝ち続けられるほど甘い世界ではありませんし、たとえ考えてトレードを行ったとしても100%勝てる保証はありません。しかし、少しでも勝ち組の10%に入る確率を上げるための知識の習得は必須です。
負け組から抜け出すために、知識という武器・防具を装備してください。
4.勉強内容が多く無理だと思い込んでいる
FXは専門用語やルールなど多くの知識を学ぶ必要があります。
と言いつつも、理論や方法論を完璧に覚えている必要もありませんし、トレードを行いながらその都度必要な知識を得れば十分です。
勉強と一口に言っても、昔のように本を読むだけではなく、今の時代は、YouTubeやX(Twitter)など無料で学べる環境が整っています。まずは、動画の視聴から始めてみましょう。
勉強の中で自分に合った手法をひとつでも見つけ、コツコツと極めるだけでもFXの世界で勝負できます。
こんな人はやめとけ!FXに向かない人の3つの特徴
FXに向かない人の特徴は以下の3つです。
- 常に一攫千金を狙っている人
- 負けトレードを受け入れられず損切りをしない人
- 負けトレード後にリベンジトレードをする人
それぞれ詳しく解説します。
1.常に一攫千金を狙っている人
「一発で大きく儲けてやろう」と考え、感覚だけで高レバレッジの取引を繰り返すトレーダーはFXに向いていません。
手っ取り早く資金を増やしたい気持ちは、無謀な取引きを行う大きな要因です。
たとえビギナーズラックで勝てたとしても、いつかはそれまでの勝ち以上に負けが続き、必然とその人の技量に応じた勝率に収束します。
時間はかかるかもしれませんが、地道な経験の積み重ねと自分に合ったトレードスタイルの確立こそが、勝つための最短ルートになります。
2.負けトレードを受け入れられず損切りをしない人
「損切り」こそが投資の世界で生き残るために必要な手段だと覚えてください。
FXに向いていないトレーダーの多くは、自分の描いたシナリオに固執し、思い通りに値動きしなかった場合、自分の負けを認められません。
初心者ほど勝率100%を目指し、自分の「誤り」を認める側の決済行為ができないものです。しかし、勝ちトレーダーこそ勝率100%を目指さず、淡々と損切りを行います。
損切りは、FXにおける必要経費の計上と認識し、決めた価格で確実に行いましょう。
損切り:エントリー時に、あらかじめ1トレードで自分の許容できる損失額を想定し、決めた価格で損失確定の決済をする技術のこと。 |
3.負けた後にリベンジトレードをする人
負けた後こそ細心の注意を払ってトレードを行うよう心がけてください。
人は誰しも自分で損を確定させた後は、落ち込んだり、頭に血が上ったりといった不安定な精神状態に陥ります。
平常心を保てないまま、次のトレードに臨むと一気に負け分を取り返したいというマインドになり、許容範囲を超えた高いレバレッジでの無理なトレードにつながります。それが「リベンジトレード」です。
私もリベンジトレードを何度もやってしまいましたが、良い結果は得られません。
自分が抑えられない方は、パソコンやスマートフォンの電源を切ることをおすすめします。
【やめとけは嘘】FXを現役トレーダーが続ける魅力4つ
現役トレーダーの私がFXを続ける魅力は以下の4つです。
- FX市場はサラリーマンに最適な取引時間
- 合法的な副業
- 技術という資産
- ステップアップ可能な投資
それぞれ詳しく解説します。
1.FX市場はサラリーマンに最適な取引時間
FXの取引時間は、一般的なサラリーマンにとって最適な時間です。
FXは午後5時頃からロンドン市場が、午後9時頃からニューヨーク市場の動きが始まるため、就業後から参加できます。
投資の代表格と言えば国内株式ですが、取引時間は、午前9時から午後3時までと一般的なサラリーマンの勤務時間中のため、取引は困難と言えるでしょう。
FXは日中の東京市場に比べ、夕方以降のロンドン市場やニューヨーク市場の方が値動きが非常に大きい特徴があり、短時間で大きな値幅の取れるトレードが可能な点が時間の少ない副業サラリーマンにぴったりと言えます。
2.合法的な副業
FXはサラリーマンが公然と副収入を得る手段として最適です。
FX取引は、株取引と同様に副業には当たりません。
近年、副業を認める会社も増えてきましたが、まだまだ一般的とは言えない状況であり、例えば、公務員が認められる副業は、家業の農業や地域でのスポーツ指導などに限られています。
サラリーマンはもちろん、副業に関する制限の多い公務員にこそFXをおすすめします。
3.技術という資産
FXは単に上がるか下がるかの運ゲームではなく「習得できる手法」つまり、「技術という資産」です。
FXはトレード手法を学び、負けないためのマイルールを作り、そのマイルールを遵守しながら行います。
勝つ時にはしっかり勝って、負ける時には最小限の負けに抑えることが重要であり、その方法こそが勝ち残るために必要な「技術」と言えます。
地道な学習と実践の積み重ねにより、偶然のビギナーズラックではなく、再現性のある勝ちトレードができることを目標としてください。
4.ステップアップ可能な投資
FX学習を積み上げた「知の蓄積」は、FXで増やした資金をより安定した他の投資商品へと回す時の強い武器になるでしょう。
FXは為替市場において、ある国の通貨を別の国の通貨に交換することで損益が発生する投資であり、通貨の価格変動を予想する際に役立つのが株価や債券価格(国債など)の値動きです。
FXで利益を出し続けるためには、関連する株や債券の知識が必須であり「蓄積した知識」は、いずれ株式取引などFX以外の投資にステップアップする際にも応用できます。
「FXの勉強だけでも大変なのに、他のことまでは無理」という声が聞こえてきそうですが、最初から理解できる人はいません。FXにコツコツ取り組み、少しずつ情報と資金をを蓄え、新たなチャレンジ(投資)に備えましょう。
「FXはやめておけばよかった」の回避に必要なタスク4選
「FXはやめておけばよかった」を回避するためには以下の4つが必要です。
- 軍資金を貯める
- 基礎的な知識を勉強する
- パソコンを購入する
- デモトレードで経験を積む
それぞれ詳しく解説します。
1.軍資金を貯める
軍資金が少ない方は、焦らず資金を貯めることを考えてください。FXは生活費を除いた余剰資金で始めるべき投資です。
少額から始められるのがFXの魅力ですが、資金に余裕がないトレードは焦りにつながり負けを呼びます。
お金がないからといって、借金による資金調達をするのは絶対にやめてください。
FXは勝てるようになればいくらでも稼げます。焦らずしっかりと準備をし、その間に軍資金をためましょう。
2.基礎的な知識を勉強する
FXを始めるためには、基礎的な知識の勉強は必須です。
そこでYouTubeを利用した動画視聴による学習方法をおすすめします。
通勤や合間の移動中、休憩時間にも視聴はもちろん、聞き流しでも可能であり、繰り返し学習の効果により自然と耳慣れない専門用語や基礎知識が身につくでしょう。
ただし、一部のチャンネルには「必ず勝てる」や「一撃◯◯◯万円獲得」「自動売買で簡単に勝てる」など安易に勝ちを強調する配信があります。怪しげな商材を販売してくる可能性もあるため、注意が必要です。
正しい情報発信者は「必ず勝てる」や「簡単に勝てる」とは言いません。必ずリスクについて説明し、学習や検証をすすめます。
信頼できる発信者を見つけ、有料メンバーシップ(月額3,000円程度)に加入するのも、時間の少ないサラリーマンにとって学習効果を飛躍的に上げる効果的な学習方法です。
3.パソコンを購入する
FXで稼ぎたいと思うのであれば、パソコンの購入は必須です。
「スマホのアプリじゃダメなの?」と思う方も多いでしょう。
しかし、これから先、勝ちトレーダーであり続けるためには、パソコンを使用した分析が必要不可欠であり、スマートフォンでの細かい分析は不可能です。
「パソコンなんて高くて買えない」と言われる方は、中古パソコンをおすすめします。
低価格で保証もしっかりとしたAmazon整備済み品のWindows搭載パソコン(3万円程度)は、特におすすめで、パソコンとしてのスペックも非常に高いものが多く品揃えも抜群です。
世界中のトレーダーが使用する取引ソフトは、Windowsでの使用を想定して作られています。
持っているパソコンがMacの方や購入するならどうしてもMacが使いたい方については、別の記事を用意しますので参考にしてください。
4.デモトレードで経験を積む
デモトレードは注文や決済方法を学ぶ上で重要な手段です。何事もルールや操作方法が分からない中では、ベストなパフォーマンスは発揮できません。
多くのFX事業者が無料で提供するサービスにデモトレードがありますが、このサービスは、仮想資金を使い本番と同じ環境でのトレード体験ができるものです。(FX口座の開設が必要です)
「デモで勝てても本番では勝てないから意味がない」という話をよく耳にします。しかし、デモですら勝てないトレーダーは本番でも絶対に勝てません。
安定して利益を残すための練習をしてください。
また、負けを経験として知らないトレーダーの多くは、いずれ市場から退場していきます。
負ける経験を積み、正しい負け方を習得できるのもデモトレードのメリットのひとつです。
FXトレードを行うまでに必要な手順4ステップ
FXトレードを行うために必要は手順は以下の4つです。
- 口座開設
- アカウント作成
- 取引ツールのインストールと設定
- 入金可能口座の確認
それぞれ詳しく解説します。
1.口座開設
口座開設はそれぞれのFX事業者公式ホームページから行います。
本人確認書類の送付と必要事項(住所・氏名・生年月日など)の登録
細かい手続きは、各事業者のホームページをご確認ください。
本記事では、DMM.com証券のページを参考に解説します。
引用元:DMM.com証券
スマートフォンから簡単に行えます。一部の方でオンラインでの手続きができず、郵送による手続きになる方もありますので、ご注意ください。
必要となる本人確認書類等は、「免許証」「マイナンバーカード(又は通知カード」です。
2.アカウント作成
取引に必要なアカウントとパスワードは、口座開設が完了すると登録のメールアドレスに送付されます。
重要な内容になるので、必ず確認と保管をしてください。
3.取引ツールのインストールと設定
取引ツールは各事業者がユーザーが使用する機器ごとにパソコン用ソフト(インストール版、ブラウザ版)、スマートフォン専用アプリを取り揃えています。
引用元:DMM.com証券
それぞれ、使い方や操作感が異なります。
口座開設により無料で利用できるので、まずはデモトレードでしっかりと機器操作に慣れてください。
4.入出金方法の確認
取引には証券口座への入金が必要です。(デモ口座は不要)
オンライン入金が一般的ですが、入金が可能な金融機関は、それぞれのFX事業者ごとに決まっています。
入金可能な金融機関については、口座を開設される事業者のホームページで確認してください。
引用元:DMM.com証券
FXは「知識」と「禁止事項」を学習し、経験を積み上げればギャンブルではなくなります。
今後、皆さんの生活を豊かにするための手段として、まずはFX口座の開設をし一歩を踏み出してください。
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